超低分子ヒアルロン酸 HA4の応用

脊髄損傷

現状とHA4

1m1.png交通事故や、スポーツ事故により起きる脊髄損傷は、身体の麻痺を引き起こします。現在、日本では10万人の患者さんが苦しんでおり、またその数は年間5000人のペースで増え続けています。現在では有効な治療法は確立されておらず、治療法の迅速な確立が求められています。これまでの研究により、HA4に神経保護作用があることがわかってきました。当社では、HA4の脊髄損傷への適応への可能性を模索しています。ラットにおける脊髄損傷モデル(重錘落下法)において、HA4はその回復速度を促進することが明らかになっています。

実験結果

脊髄損傷モデルでのHA4の治療効果を確認したところ動画にあるように投与前は後ろ足を引きずっていたモデルがHA4投与後には自然な歩行が可能となり、後ろ足のみで立つまでに回復しています。これは脊髄損傷による神経の断裂が治癒・再生し、運動機能が戻った可能性を示唆しています。




NEDO予算による当社の「脊髄損傷への応用研究」から抜粋しました。

BBBスコア:後肢運動機能の評価法の一つ、オープンフィールドBBB スコアリングシステム(Basso-Beattie-Bresnahan Locomotor 法)に基づいて運動機能の評価を行った時の評価点。後肢の自発的運動が全くみられない場合、評点は0となり、正常な後肢の運動がみられる場合は、評点は21となる。