HA4応用研究

ヒアルロン酸はお肌にとって非常に重要な成分です。当社はこのヒアルロン酸の化粧品応用を研究しています。

超低分子ヒアルロン酸のスキンクリームへの応用研究

ヒアルロン酸とは?

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我々動物のからだを構成している要素は、大きく分けて骨や歯、水分などの無機質、筋肉や酵素あるいはコラーゲンといったタンパク質、遺伝子である核酸、そして糖に分類されます。糖はそのサイズによって、一番小さな単糖、単糖がいくつか集まったオリゴ糖、そして沢山の糖からなる多糖に分類されます。この多糖の一つがヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸は動物や一部の菌類に非常に幅広く存在する多糖類の一種であり、他に二つの別の単糖が交互に結合している構造を基本とし、この基本構造が大変数多く一列に繋がって出来ています。

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ヒアルロン酸は水と結合する力が大変大きく、その1グラムは6リットル(自分の重さの6000倍)の水と結合すると言われています。このヒアルロン酸が保湿にとって非常に重要と言えます。


年齢とヒアルロン酸



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皮膚のヒアルロン酸は加齢とともに減少することが知られており、胎児や小児の皮膚には成人よりも多く(Fleischmajer et al, Biochim. Biophys. Acta, 279, 265-275, 1972, ほか)、特に成人から高齢期にかけては1/2から1/4に減少するという報告があります。



どのようにヒアルロン酸を補給すれば良いのか?

ヒアルロン酸の50%が皮膚に存在すると言われています。主に高分子のヒアルロン酸が保水・保湿に効果を発揮します。

外部から補う・・・・お肌に塗る?
しかし、ヒアルロン酸は高分子量物質なので浸透しません。

内部から補う・・・・食べる?
ヒアルロン酸を食べてもほとんど排泄されるか分解されます。

低分子のヒアルロン酸は浸透しやすいのですが、低分子になると保水力が弱まり効果が期待できません。


当社の研究から生まれた解決策

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そこで当社が研究開発する物質であるヒアルロン酸4糖(HA4)の応用を考えました。ヒアルロン酸の最小構成単位二つにより構成され、分子量は800の超低分子ヒアルロン酸です。

当社はこのHA4が高分子ヒアルロン酸産生促進効果があることを見いだしており、この応用を化粧品において研究しております。HA4は皮膚の表面から容易に浸透すると考えられます。そして皮膚内でヒアルロン酸の合成を促します。


皮膚ヒアルロン酸産生促進実験

ヒアルロン酸染色

これはブタで行った実験の結果です。ブタの皮膚に高分子のヒアルロン酸(分子量80万)を含むクリーム、超低分子ヒアルロン酸(HA4)を含むクリーム、および何も含まないクリームを塗布し、数日後に皮膚切片を作成し、ヒアルロン酸の分布を観察したものです。

ヒアルロン酸は特殊な方法で可視化しています(このケースは茶色)。上の段を見ていただくと、ブタの皮膚にはもともとヒアルロン酸が含まれておりますから、どの写真でも有る程度は茶色く染まっているのですが、中でもHA4を含むクリームを塗った皮膚では茶色の部分がほかよりも多いことがわかります。

下の段の写真は皮膚のヒアルロン酸をヒアルロン酸を分解する酵素で分解した写真です。この酵素はヒアルロン酸のみを分解しますので、この酵素処理により茶色が消失したということは、これらの茶色がヒアルロン酸であったことを証明するものです。


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以上の実験から超低分子ヒアルロン酸であるHA4を皮膚上から塗布すると皮膚へ浸透し、その中でヒアルロン酸を産生促進することがわかります。




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